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樹木を種子から育てよう 樹木種子・盆栽用種子販売




実生苗のすごいところは「直根」!!


  実生苗の有利性として、根の伸び方があります。樹木にとって根は体を地面に固定し、さらには地中から水分や養分を吸収する働きがあります。
種から発芽させて育てた実生苗と、挿し木などで増やした苗とでは根の張り方に大きな違いがあります。種から育てた実生苗には「直根」があります。

まずは右のアオギリの実生苗の写真を見てください。
直根がどれだかわかりますか?
切断されていますが、幹からまっす伸びている太い根がわかりますね。

植物の根には、体を支える役目と養分を吸収する役目がありますが、直根は明らかに体を支えるためにあることが良くわかります。養分を吸収するための根を側根と呼びますが、これは細ければ細いほど養分や水分を吸収する能力は高いといわれています。

移植の時は、この細い根を大切にするとうまくいきます。右の写真では、地中に隠れた部分のすぐ脇にたくさん伸びているのがわかります。
挿し木で増やした樹木は、ちょうど直根が切られて側根がたくさん伸びているのと同じです。

直根からは細い根はほとんど伸びていませんので直根を切ってしまっても鉢で育てるような時は問題はないでしょう。でもこれが地面から生えている場合はどうでしょうか。直根が地下深く力強く伸びていれば、そう簡単に倒れてしまうことはありません。まして山に生えている場合はどうでしょうか。植林された山が土砂災害に弱いのは、挿し木苗を用いているということも要因の一つだと思います。

ヒノキの実生苗を見たことがありますか?
ヒノキの種子は1mmくらいしかありません。そこから発芽する苗もとても小さいものです。ここから育てるのは大変ですが、実生から育てた樹木であれば、しっかりと自分を支え、長寿になります。
天然の森が強いのは全てが、種から育った、つまり実生から育った樹だからです。

左の写真はアオギリの実生苗を植木鉢の中で育てていたものです。
直根は伸び続け、鉢の中でぐるぐると、とぐろを巻いていました。



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2011年1月15日
  

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